頑張ってはいけない環境もある。

私のブログの読者の方には、何となく頑張り屋さんが多いような気がしています。タイトルに書いた言葉は、今日の朝、ふと気が付いたことですが、この言葉を伝えるべき方がいるような気がして、朝からこの文章を書いています。

 

私は今の職場で、実はうつ病に罹ってしまいました。まだ2年目ではありますが、多くのタスクを短時間で終わらせなければならないこと、それが出来ずに先輩から厳しい叱責をもらうこと、もちろんそれが業務上必要な指摘であればいいのですが、毎日のように必要以上に急かされ、「なんでまだ終わってないの?」「この時間なにしてたの?」と言われ続けること、そして、今はどのタスクをしていても先輩の声が脳内で再生され、何も手に付かないこと。

 

時間が経てば業務にも慣れ、先輩のきつい態度にも慣れると思って頑張ってきましたが、頑張った末に陥ったのは、自分の心が壊れてしまうという状況でした。頭が重く、常に自分の欠点が目につき、時には「こんなにつらいならいっそ終わらせてしまった方が楽なのではないか」と思うこともあります。

 

本配属から1年間、とにかくがむしゃらに毎日頑張ってきました。でも、うつ病になり、頭が働かず、時には涙が止まらず、時には「死にたい」とすら思うようになってやっと気が付いたのは、「頑張ってはいけない環境もあるのだ」ということでした。

 

これまでは、「頑張れば報われる」という公式でやってきましたし、それで通ってきました。でも、頑張ることが、あえて言えば「不正解」な状況もあるのだと、24年間生きてきて初めて知りました。

 

これを読んでいる方の中に、もし自分の心を無視して頑張り続けている方がいたら、その頑張り方を見直してほしいと伝えたいです。見直すなどという生易しいものではなく、いったん頑張るのをやめたってかまいません。その状況で頑張ってはいけません。

 

少し強い書き方になってしまい、ごめんなさい。同じ境遇の方を想像してこのような描き方になってしまいました。必要な方に、私の言葉が届くと信じています。